コーヒーで体調不良になる理由。美味しく飲む為の方法

男性、女性に問わずコーヒーが好きな方は大多数。

ただ、胃腸が強くない方はコーヒーを飲むと、胃腸が悪くなり、様々な不調を引き起こしてしまいます。

その理由を考えましょう。

コーヒーで体調不良になる理由
1,コーヒーのルーツ的問題。

コーヒーは元々、アフリカ大陸から巡り巡って全世界へ伝わったものです。

コーヒー豆が良く育つエリアは南米エリアから始まり、中米・中東・アフリカなど。

コーヒー豆は寒さには弱く、熱帯または亜熱帯地域で栽培されている事が多いです。

その地域で活発に栽培され、人々に愛されていたということは、その地域の人々が生きてゆく為に必要な成分が含まれているということ。

コーヒーを薬膳効能から見ると、
体の余分な水を排出し、体を冷やす作用があります。
コーヒーを飲むと、トイレの回数が増え体が冷えると感じる方もいると思いますが、それらの理由はそれからです。

コーヒー豆が積極的に栽培されている地域は1年中暖かい気候であり、コーヒーを習慣的に飲む事により体を冷やし、熱を発散する。そんな暑さ対策が本来のコーヒーを飲む事の原点、ルーツになっているのではないでしょうか。

一方で、日本には四季があり季節の変わり目は気温の変化も激しく、1年を通し風も冷たいです。

コーヒーは元々体を冷やすものなので、夏以外の季節関係なく飲むと体調を崩しやすくなります。

コーヒーで体調不良になる理由
2,骨格や体質的問題。

世界的に見て、日本人は小柄な人種です。
アジアの中でも、骨格が特に華奢な方が多い日本人。中国や韓国人と比べても線が細い方が多いです。

東洋医学では、骨は先天と言い体力に関係します。

コーヒーが育つ南米エリアの方は
日本人よりも骨格がしっかりとし、体格も大きい方が多いです。

また、骨格がしっかりしていて体格が大きいと言うことは必然的に、後天(胃腸)もしっかりしている為、食べる量も多くなります。

何度も言いますがコーヒーのルーツは南米。
元々は、そのような方々の生活環境、体質的観点から愛用されてきたものです。

成分の強いコーヒーを日本人が習慣的に飲むことでコーヒーの成分に胃腸が負けてしまう方が圧倒的に多いと感じます。

東洋医学から見た、コーヒーを飲んでも問題がない時

・胃腸の調子が良い時

・身体に熱がこもりやすい夏の時期


上記の2点は、コーヒーを飲んだ場合でも体に負担がかかりづらいです。

次の症状が出た場合は
習慣的にコーヒーを飲むのを控えましょう。

胃がキリキリする

胃が苦しい

胃がもたれる

手足が冷える

これら全て胃腸の働きが不調な時のサインです。


また、コーヒーの飲み過ぎは女性の美容にも影響します。

胃腸が弱ると、東洋医学的にも女性が気になる肌のくすみやたるみにも影響します。

胃腸は、女性の美容と深く関係しています。

最後に。

美容や健康効果が期待出来ると言われているコーヒー。

あくまでも、コーヒーは健康管理として飲む物ではなく嗜好品。

習慣的に飲むことは胃腸を先がけに、様々な体の不調を引き起こします。

習慣的に飲みたいのなら、まずはコーヒーに負けない強い健康な身体を手に入れてから。

身体という、しっかりとした”土台”を築いてから、嗜好品を楽しみましょう。

この記事が少しでも皆様のお役に立てると幸いです。

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