髪の毛のパサつきや、 抜け毛の原因は これ。【髪の状態は、健康のバロメーター】

10代や20代の時は特に気にはならなかったけれど30代を突入し徐々に髪の毛のコシやハリがなくなってきたと言うお悩みをもつ女性を多くいらっしゃいます。

実際髪の毛のお悩みなど、口には出さない方でも、  内心では悩まれている方がほとんどだと思います。

髪の毛の悩みは年齢を重ねる事にシビアなもの。

髪の毛と言うのは”その方の健康状態がとても良く分かる場所の1つ“と言っても過言ではありません。

そして厄介なのが、普段の日常生活においてやっかいなのが、肌の状態はお化粧でいくらでも隠すことが出来るが、髪の毛の状態は隠すことが難しいこと。

肌は内面の鏡
という言葉がありますが、

私の中では

“髪の毛は内面の鏡”
と勝手に呼んでいるくらい、
最もその方の”心身の状態“が現れると感じています。

美しく、健康でありたい。

そんな誰もが願う女性の願い。


それには、髪の毛の美しさは必要不可欠なのではないでしょうか。

東洋医学と髪のトラブルの関係

東洋医学では、髪の毛は血(栄養)の余りによってできるものです。

食べたものが身体に栄養としてくまなく行き届き、最後に余った栄養が髪の毛に補充されると言われています。

と言うことは、髪の毛までたどり着くまでの栄養が余っていないと”髪の毛にトラブルが現れる”
ことになります。


それらの原因はいくつかありますが、その中でも最も多い代表する原因は体にとっての栄養が少ないこと。

そこで、そのような栄養不足が原因で髪の毛のトラブルに繋がるよくある例を下記にいくつかあげていきます。

産前産後の抜け毛

妊娠中は、お腹の中の赤ちゃんにも栄養がいくので、お母さんの身体に必要な栄養がないと栄養不足の体となり、妊娠中から抜け毛が始まります。

また、産後は赤ちゃんに母乳をあげることで、お母さんの栄養が少なくなる為、妊娠中と同様にお母さんの必要な栄養が身体に残っていない場合は抜け毛や張りやこしがない髪の毛の原因となります。

逆に言うと、産前産後の抜け毛は栄養をいかに体に蓄えることが出来たかで防ぐことが可能です。

(妊娠=抜け毛は、当たり前ではないんですね。)

風邪、インフルエンザ、コロナなどの感染症の後

感染症にかかった際は、体力が消耗し胃腸の働きが低下するので食欲が減退し、食事が喉を通らなくなる場合が多いです。

そのように、一時的に身体に栄養がない状態が続くと、髪の毛にまで栄養を巡らせることが出来ません。

また、身体にダメージが大きければ大きい程、
期間も長く、髪の毛が回復するのに時間がかかってしまいます。

精神的疲労

精神的なストレスが続くと、必ずと言って良いほど、過食や少食、又は偏食に陥ってしまうことが多いです。


過食や偏食の場合

栄養があるものの過食偏食は問題ないが、(野菜やお肉など)大抵はお菓子やジュース、炭水化物、お酒など、身体にとって害のあるもので発散してしまう場合が多いです。

又、精神的ストレスから少食に続き、食欲不振になってしまう場合も髪の毛に至るまでの必要な栄養がない状態になるので、髪の毛のトラブルに発展してしまいます。

肉体疲労

“沢山動いたら、その分栄養をとる。”が基本なのだが、動いた分より、栄養が少ない場合は髪のトラブルに繋がります。

(ガソリンがなく動かないのにアクセルを踏み続け動かそうとするような行為。)

また、心と身体は繋がっているので、肉体的に疲れが溜まると、精神的にも疲労が溜まり、先述した精神的疲労の際に出現しやすい過食少食、偏食にも陥りやすいです。


全ての髪のトラブルの共通点

それは、“栄養”。

先程も前述したように、髪の毛は血(栄養)の余りによってできるものです。

しかし、実は“栄養をとるのは、大前提であり”

その上で、更に髪の毛まで行き着くような、余分な栄養が必要となってきます。

一言で言ってしまえば、自分が思う以上に、沢山の栄養を取ることが髪の毛のトラブルには欠かせません。

また、それらのことは30歳を過ぎたら特に重要になります。(東洋医学では、30歳からは陽から陰に入りどんなに体力がある方でも、体力が落ちていく年齢に入るので、体力に抗う健康法が大切になってきます。)

結論

髪の毛をいつまでも美しく保つには、

髪の毛のまで十分に満たしてくれる身体に必要な栄養を沢山とること。

そして、栄養の貯金を身体に溜め続けること。

この2つが、とても重要となります。

改めて女性の美容にとって重要な髪の毛や肌と言うのは、その場凌ぎてはない、継続的な日常の積み重ねによって作られる。と言う事を身に染みて考えさせられますね。

それが外側だけではない、内側の本当の美しさを手に入れると言うものに繋がる気がしてなりません。

髪のトラブルに時間がかかる場合

体にとって必要な栄養のあるものを沢山食べても、髪の毛のトラブルが改善しづらい場合があります。

そんな場合は、胃腸の働きが悪く、食べているのに栄養を吸収しない。と言う場合が多いです。

そんな時は、先に胃腸の調子を回復させて
栄養を吸収出来る身体にすることが必要になります。

髪の毛は生え変わらないと回復しない?


結論から言うと、髪の毛の 生え変わりを待たなくても、しっかり栄養のある食事をとり、養生さえすれば1週間〜1ヶ月程度で回復する場合が多いです。

私自身、忙しく食事が疎かになってしまった時、疲れが出た時は、一時的に切れ毛、ぱさつき、うねりなど髪の状態に現れるが、正しく養生し、生活を整えれば1週間ほどで、髪の質は回復します。(個人差はあります。)

お肌は健康のバロメーターと言いますが、
私の中では髪の毛は隠すことが出来ない、
健康のバロメーターだとつくづく感じています。

まとめ

髪の毛は血(栄養)の余りによってできるもの。

髪に行き届くまでの身体に必要な栄養を十分にとることで髪の毛は蘇ることが出来る。

まずは、体にとって十分な栄養をとること。

そして、胃腸の調子が悪い方は、胃腸の調子を整え、栄養が吸収する身体にすること。


うねりやパサつき、 ハリがないのは栄養が生きい届いていないだけ。

そこさえクリアすれば、髪の毛はハリやこしのある、美しい髪に変化する。

また、そのような内側のしっかり行なった上でトリートメントや定期的なカット、オイルなどの外側からのケアを行うと、より髪の毛の美しさに磨きがかかります◎

身体の内面ケアをしっかり行う事で、外面のケアがより美しさを引き立たせるものに変わります。

内という揺るぎない土台があるからこそ、外がより一層輝き、美しい。

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