初めまして。鍼灸師の友梨と申します。

少し長くなりますが、これまでの私の経歴や日頃から私が感じている健康について感じている思いをお話しさせて頂きます。

これまでの経歴

幼少期〜小学生までは活発な子供時代を過ごしていましたが、中学・高校・専門学校の数年間は38kgから65kgと拒食や過食を繰り返し、季節の変わり目には毎回体調を崩すといった日々を過ごしていました。

 

そんな体重の増減を現すかのように感情の浮き沈み、体調の良し悪しにも波があり、学校は行ったり行けなかったりの繰り返し。

 

上がったり下がったり、まるでジェットコースターかのような波の激しい生活を送っていました。

 

21歳の頃に子供を出産し、国家試験に合格した後鍼灸師として勤務。

 

鍼灸以外にも指圧、オイルマッサージ、フェイシャルマッサージ、タイ古式マッサージ、アロマ、ハーブについても学びを深めました。

元々の不安定な体に加え、産後に鞭打った体の疲労が影を現し、再び体重は激減。

 

それでも尚鞭を打ち続け、往診専門の鍼灸院として独立し、片麻痺、パーキンソン病、顔面神経麻痺、間質性肺炎、双極性障害、統合失調症の方や高齢者や小さなお子様がいて外に出歩く事が困難な患者さんを中心に施術を行って参りました。

 

しかし自分自身の知識や技術の至らなさを痛感し、「ただ、今現れている症状を表面的にアプローチするだけではダメだ。本物の東洋医学を学びたい。」そのような思いを強く抱くようになりました。

 

しかし、現実は東洋医学の学問を使用し治療を行っている方はほとんどいなく、学校でも教えてもらえないのが現実です。

 

そんな中、奇跡的にご縁あって恩師に出会い東洋医学の基本的な食事、季節の過ごし方、ものの見方や考え方などを徹底的に学ばせてもらい自分自身の私生活に取り入れたところ、体調がみるみる回復すると共に患者さんの体にも良い変化が現れ始めました。

 

その後2021年4月、札幌市中央区にて鍼灸院を開業。

 

開業当初はこれまで自分が携わってきた美容にも精を見出したいとの事で美容機器を導入し、鍼灸とエステの両方を融合した施術を行っていましたが、たとえ外側からのケアを行わなくても体が整うことで内側から美しが増し、活き活きされてゆく患者さんの姿に感銘を受け、改めて東洋医学専門の鍼灸院として一新しました。

 

これまで何度も不調に見舞われる度にありとあらゆる健康法を試しては諦めてきた私ですが、現在は「今が人生の中で1番調子が良い。」と胸を張って言う事が出来ます。

 

現代はストレス社会とも言われ、体の不調はもちろん心の不調を抱えられる方が多くいらっしゃいます。

 

しかし現実はその場凌ぎの対処療法や大量の薬の服用、生活習慣の悪化によって益々心身の不調を抱えられている方も少なくありません。

 

私がこれまで様々な患者さんのお体を見せて頂いたり、私自身の体験からつくづく感じるのは、心の不調で悩まれている方の多くは、体の不調も抱えられているということです。

 

心を何とかしようとするのは難しくても体は整えることができます。

 

体が整うことで心も整い、穏やかな日々を送られるようなれることを身をもって体感しています。

 

もちろん全てが必ず良くなるとは言いませんが、正しい知識を持ち日々心や体にとっての良い習慣をコツコツと身につける事が出来れば心や体の状態は今よりもずっと良い方向へと変化します。

 

力を入れていること

ご来院頂いている患者さんには1人1人の体調、体質に合わせて様々な角度から日常生活のアドバイスをさせて頂いておりますが、その中でも特に季節の食材をについてしっかりお伝えしています。

 

「体は食べたもので出来ている。」といった言葉があるように、東洋医学では食は体の土台になるところです。食を無視して東洋医学を語る事は出来ません。

 

現代は好きな時に好きなタイミングで好きなものを食べられる反面、かつては私達の健康の要であった旬の食材が忘れられ、手軽さ便利さ重視によりインスタント食品やレトルト食品などでお腹を満たす事が当たり前な時代になりつつあります。

 

食べ物が豊富にあるようで、実は栄養失調な方も多くいらっしゃいます。

食は私達が健やかに生きていく為に欠かせない心や体にとっての源です。

体の栄養は心の栄養にも通じています。

 

ただ単に治療を受けて良くなったから終わり。ではなく、その先も良い習慣を継続することで心や体にとって心地良い状態を保つ事ができます。

是非、1人でも多くの方に食と心・体の大切さを知るきっかけ作りになりますと幸いです。

 

妊娠中・子育て中のお母さんへ

私自身一児の母として妊娠中のトラブル、産後の体の変化、子供の不調にも悩まされてきた1人です。

東洋医学では、子育ては妊娠中から既に始まっていると言われています。

 

妊娠中のお母さんの体の状態が良ければ、生まれてきた赤ちゃんもすくすくと元気に育ち、お母さんも産後の肥立が良いので、子育てがうんと楽になります。

 

当院では痛みのない優しい治療を行っていますので、妊娠中の方、妊活中の方、痛みが苦手な女性はもちろんお子様は生後1週間〜治療を受けることが出来ます。

 

妊娠中から出産までの道のりは想像以上に大変ですが、出産してからの子育ては気力体力共に日々消耗し、正に命懸けです。

手が掛からなくなり肉体的な疲労が少なくなってきたと思えば次は精神的な疲労がきたりと各年齢ごとに子育てにまつわる悩みも変化します。

 

そんな時、子育てにゴールはないんだなぁ。とつくづく思わされると同時に、「母は強し。」といった言葉があるように、どんな事も柔軟に受け止められる強い体が大切だなぁ。と改めて感じています。

 

また、近年は女性の役割が増え中々休まる場がない現代だからこそ当院では女性が安心して通えるような空間作りにも配慮しています。

私の思い

かつての私は、「あれが良い。これが良い。」などいつも新しい外の情報に振り回され、試しては断念しての繰り返しでした。

 

今思えば一瞬で解決してくれる何かがあるのを信じ、外に答えを探し求めていたのだと思います。

 

しかし、東洋医学に出会ったことで「根本や本質」を理解する重要さを学び、世の中には一時的に楽になるものはあっても、一瞬で良くなる魔法は無い事に気が付きました。

 

何故なら、東洋医学で大切にされている季節の過ごし方・季節毎の食事法・ものの見方や考え方などの知恵の全ては1日足りとも欠かせない日々の習慣の上に成り立つ教えだからです。

 

私は良く自然や動物から学ぶことが多くあります。

 

例えば作物は適度な栄養、水、肥料、温度など何一つ欠けても実ることはありません。

春夏秋冬、それぞれ厳しい環境の中で上手く適応しながら最終的に立派な作物へと成長します。

正にそれは一瞬の魔法などあり得ない、日々の積み重ねの中で物事は成り立つことの証明です。

 

だからこそ、私からお伝えするアドバイスは誰もが知っているような当たり前の事を当たり前にお伝えすることもありますし、少々耳が痛いお話をする事もあります。

 

もちろん受け止められる余裕(体力)があるかなどを見計らいながらお伝えはしておりますが、本当の意味で何かをより良くしていきたいと思った時に外側に答えはなく、本当の答えは日々の生活の中にあります。

改善するヒントはそこに隠れています。

もしかすると今ご来院頂いている方や、東洋医学の知恵を使って体の調子を整えたいと思っている方の中には投げ出したくなる方や諦めたくなる方もあるかもしれません。

 

一時的に楽になる商品やものが溢れているこのような時代に、わざわざ地味で長い道のりで、自分自身を振り返る事をしたくないのは当然と言えば当然です。

 

しかし、それであれば私は別に東洋医学を取り入れたり、鍼を行わなくても良いと思っています。

もっと気持ち良くて自分自身を満たしてくれるものは世の中に沢山あります。

ある意味本当に手立てを失い、「自分の今の状態を心の底から変えたい。」「少しずつでも一歩一取り組んでゆきたい。」そのような方の行き着く場所が東洋医学なのだと思います。

 

決して派手さはなく地味でありながらも、大勢の方には難しくとも、本質を求めている方、必要としてくれている方にそっと光を当て続ける存在でありたいと思っています。

 

健康は何にも変え難い、命そのものです。

 

症状には必ず原因があります。整え方があります。是非治す事を諦めないで欲しいと思います。

 

「一時的に調子が良い。」よりも、細くても長く調和がとれる心や体の状態を目指しながら、お辛い症状を1つずつ改善してゆきましょう。

 

 お越し下さった方には精一杯出来る限りの事はさせて頂きますが、不調を改善する為には施術者と患者さんが同じ方向を向き、真摯に取り組むことが何より大切です。

もし心配な事や不安な事がございましたら、その都度お気軽にお伝えくださいね。

最後まで読んで下さった皆様へ

激動の時代、これまで以上に「健康」について深く考えさせられる時代に突入しました。

 

現在来院されている患者さん以外の方にも「東洋医学の知恵を生活に取り入れて、心や体の不調の整え方を知って欲しい。」といった思いから、アナログ人間ながら当院のBlogやInstagramで心や体の整え方などを発信しております。

 

東洋医学はただの小難しい専門知識ではなく、実は昔の方の健康の知恵は東洋医学からきているものが数多くあります。

 

現代は至る所に東洋医学に関する情報が溢れていますが、東洋医学は知っているだけではなく実際に使えなくては意味がないと思っています。実践して初めて私達の生活に役立つものです。

 

私がお伝えしている内容は今から2千年前以上の東洋医学の医学書を基に学んだ知識ではありますが、もしかするとネットにのっている知識とは少し異なるかもしれません。

それは、時代が進み様々な事が変化をすれば解釈の仕方や応用の仕方も変わるからです。

 

ご紹介しているものは現代で実際に実践できるもの、そして私が実際に効果を実感し尚且つ患者さんにも効果があったものだけをご紹介しています。

反対に、自分に落とし込む事が出来なかったものはお伝えしていません。(今後も精進いたします。)

 

知ってる事と実際にできる事は違うので、皆様にも知って満足するだけではなく実際に取り組まれる中で効果を実感して欲しいと思います。

 

皆様が日々を前向きに、心身共に健やかに過ごせますように。


友梨

1991年6月16日生まれ。鍼灸師歴14年

トイプードル、スタンダードプードルの2頭飼い。中学生の息子がいます。

 

趣味 東洋医学について学ぶこと。(常日頃東洋医学の事を考える東洋医学オタク。考えすぎて、たまにフリーズします。)

自然の中で過ごす事、体に良い・悪いと言われている事を自分の体で実験すること。着物集め。

 

将来の夢 東洋医学の知恵で1人でも多くの方の痛みや苦しみを取り除くこと。   

息子が巣立った後、一人旅をして色々な国を巡ること。

 

長所 好き嫌い無く何でも食べられるところ。冷たくみられるがちですが、実は情熱家。

(卒業文集に寄せられた私を一言で表す皆からのイメージは、「いつも体張ってます!」でした)

 

短所 ホラーが大の苦手です。突然姿を現されると叫びます。(院にお越しになられる際は挨拶されてから入って来て下さい。切実な願い)

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